学 校 だ よ り
 
安  佐  北
 
第 68 号
平成18年12月12日発行
 
< 東京修学旅行 >
東京修学旅行
 

◎中学校の「東京修学旅行」

 3年生の修学旅行を、11月27日(月)から29日(水)の2泊3日の日程で行いました。
 行き先はもちろん、首都「東京」です。修学旅行の目的も昨年に引き続き、
 ○ 2泊3日の活動を通じ、リーダーを中心とした仲間としての団結を強める。
 ○ 日本の首都である東京の機能を体験することで、日本の文化について考えを深める。
 ○ 自らの進路について考えるきっかけとする。
でした。
 それでは、今回の修学旅行の報告を団長竹下教頭記「東京修学旅行」によって行います。
 
□  □  □     
 
【11月27日】
 午前8時、修学旅行団生徒77名は広島駅に集合し、実行委員の進行で出発式。出発にあたっての決意を全員で確認した後、ホームへ移動。
 〈のぞみ8号〉がゆっくりホームに入ってきました。広島駅での停車時間は1分。大きな荷物を手に急いで乗り込むと、9時ちょうど、〈のぞみ8号〉は東京に向けて静かに動き始めます。
 さて車内は。朝の早い時刻の出発ということもあってか、座席に着いた生徒たちは皆、思いのほか静かです。しかし、そこは元気な中学生。岡山を過ぎるあたりから車内に活力がみなぎり始め、兵庫県に入るころにはもはや絶好調。世界遺産の姫路城京都の町並みにも歓声があがります。
 ただ、楽しみにしていた富士山は、出発前から降っていた雨のため、残念ながら見ることができませんでした。
 新横浜を過ぎると車窓の街並みが都会へと変わりはじめます。車窓から外をしげしげと見入っていた生徒たちは、品川あたりに差しかかかると、並行して走る色とりどりの電車に先ず驚き、続いて立ち並ぶビル群を見上げます。そのビル群の間から東京タワーが見えたときには、「ウォ〜・・・」という感嘆の声があがりました。
 午後1時6分、東京到着。
 東京駅では行き交う人々の間をぬって、八重洲口に移動。はとバスに乗って国会議事堂へ。車窓から見る官庁街、皇居、桜田門、警視庁…。生徒たちはこれまで得てきた知識と目の当たりにする光景を一致させることに懸命になります。
 議事堂では、衆議院内を見学。本会議場を見下ろしながら、テレビで見る光景や授業で学んだこととしっかりと重ね合わせました。
 議事堂の後は「お台場」。はとバスで、間近に東京タワーを見上げながら、東京の臨海副都心「お台場」へ向かいます。
 生徒たちにとってテレビや映画で馴染み深い地でもあり、とても楽しみにしていたようです。実際に渡るレインボーブリッジにも大喜び。そして、フジテレビ本社ビル見学で、東京をますます身近なものにしたようです。
 夕方5時を過ぎるとあたりはライトアップ。経度の違いにより、東京の日暮れが広島より早いことも実感。6時過ぎ、東京の夜景を楽しみながら、ゆったりと夕食をとりました。
 7時30分、首都高速道路で宿泊地の本郷へ。
 車窓から見える夜の秋葉原の電気街、後楽園遊園地、東京ドーム・・・。目に入る夜景の全てが、明日の自主研修への期待を一層掻き立てます。
 東京大学の赤門を過ぎると、いよいよ安佐北生修学旅行団の宿です。その宿とは、明治の歌人石川啄木が止宿したことで有名な「太栄館」。生徒たちは入館式を終えて一息ついた後、地下一階の浴場で疲れを流し、午後11時、大都市東京での眠りに就きました。
「新幹線への乗り込み」
「物静かな車中」
「はとバスへの乗り込み」
「議事堂前で記念写真(1組)」
「議事堂前で記念写真(2組)」
「ちゃっかり議員席で・・・」
「所信表明???」
「お台場の夜景(フジテレビ本社)」
「夜景に浮かぶレインボーブリッジ」
「楽しんでま〜す!」
「うまいです!」
「満足です!」
「夜景(秋葉原)」
「宿舎 太栄館」
「石川啄木の歌碑」
 
【11月28日】
 2日目は、自らの力で東京を学ぶ「東京都内班別自主研修」です。
 朝食も早々に、午前8時、各班が出発します。各グループの研修先・調査内容は次の通りです。
 
〈1班〉
   研修場所  自由が丘スイーツフォレスト/渋谷 109
   目  的 ・ 昔と今の文化を情報発信源の東京で調べる。
       ・ 昔と今の衣服の文化を比べる。
〈2班〉
   研修場所  科学技術館/人世横丁
   目  的 ・ 日本の科学の中心で学ぶ。
       ・ ビルが立ち並ぶ中、こぢんまりとしているこの地域の様子を詳しく知る。
〈3班〉
   研修場所  築地市場/もんじゃ振興会
   目  的 ・ 日本全国の水産・農産物の流通を調べる。
       ・ 首都東京の庶民の味について調べる。
〈4班〉
   研修場所  日本テレビ/テレビ朝日/NHKスタジオパーク
   目  的 ・ 情報発信源である東京で様々な情報をわかりやすく迅速に報道するため
        にはどのような工夫がされているのかを調べる。
〈5班〉 
   研修場所  東京都庁/防災センター
   目  的 ・ 大地震が起きると予測されている東京での対策を知る。また自分たちの
         身を自分たちで守る術を防災技術の最先端で学ぶ。
〈6班〉 
   研修場所  造幣局/東京証券取引所
   目  的 ・ 日本経済の中心である東京で経済について詳しく知る。
〈7班〉 
   研修場所  台東区立下町風俗資料館/TBS本社/野球博物館
   目  的 ・ 下町の伝統を調べる。
       ・ テレビの裏側での動きを学ぶ。
〈8班〉
   研修場所  明治神宮/地下鉄博物館
   目  的 ・ 都会の中の田舎的場所を見学。
       ・ なぜ路線や停車駅が増えたのかを知る。
〈9班〉
   研修場所  国立科学博物館/台東区立下町風俗資料館
   目  的 ・ 日本の代表的な博物館を見てみたい。
       ・ 日本が成長する中での文化継承について。
〈10班〉
   研修場所  カナダ大使館/羽田空港JAL整備工場
   目  的 ・ 語学研修の事前学習のため。
       ・ 語学研修で飛行機を利用するため。
〈11班〉
   研修場所  カナダ大使館/ユニセフハウス
   目  的 ・ カナダと日本のつながりを平和学習の視点から調べる。
       ・ 発展と語学研修の下調べ。
〈12班〉
   研修場所  TBS本社/FM放送スペイン坂スタジオ/NHKスタジオパーク
   目  的 ・ テレビの発信源について調べることで、その発信手段を学び、メディアに
       対する理解を深める。
 
 いずれの班も、実に精力的に調査をして回りました。
 さて、夕方4時半、目的を達成した生徒たちが、集合場所の東京大学赤門前に続々と集まってきました。生徒たちは、無事集合できた安堵感とやり切った満足感を感じながら、夕暮れの東京大学構内の散策に移ります。東大生に道を聞く安佐北生の姿は、銀杏並木によく映えました。
「自主研修に・・・」
「・・・主発します。」
「東大安田講堂前で」
 
【11月29日】
 いよいよ最終日。6時起床。
 前日の疲れもあり、眠い目をこすりながら 朝食会場へ集合。朝食前に旅館のご主人にお礼のご挨拶。
 朝食後は、目標のひとつ「来た時よりも美しく」のとおり、自分たちの部屋をていねいに片づけて、8時10分、バスに乗車。浅草に向けて出発します。
 車窓から見える本郷や上野の街も、初日とはうって変わって身近な街となりました。「ここ通ったね。」「アメ横行ったでぇ!」など、自分たちで歩いた自信が言葉となって発せられます。
 浅草でクラス写真を撮影。その後、東京の中の「江戸」を感じながら雷門や仲見世を散策しました。
 最終研修地は東京のシンボルの一つ「東京タワー」です。タワー展望台から見渡す大都市東京。生徒たちは、霞む先まで山のないその光景に、改めて「首都東京」を実感します。
 最後は、東京駅に向かうバスから、東京の街並み見学。内堀通りからの皇居や最高裁判所、官庁街、イギリス大使館、日本武道館などを目の当たりにして「ほぉ〜」と納得の声があがります。銀座通りでは準備万端のきらびやかなクリスマスの飾りつけに大いに感激しました。
 13時13分、のぞみ55号で広島へ。 生徒たちが期待するものは、ただ一つ。それは往路で見ることができなかった「富士山」です。
 三島を過ぎると天気は快晴。期待はいよいよ膨らみます。
 突如、沸き起こる大歓声。
 「ウォ〜」。「見えたぁー」。
 富士山が雲の上から真っ白な雪をかぶって顔を出してくれていたのです。生徒たちはもう大・大・大満足でした。
「主発前の朝食」
「雷門で」
「浅草寺本堂前で」
「清めています」
「浅草時での記念写真(1組)」
「浅草時での記念写真(2組)」
「東京タワー」
「展望台で」
「見えた! 富士山!!」
 
□  □  □ 
 
 生徒一人一人が今回の体験を生かし、さらにさらに大きく成長してくれることを心より願っています。
 

◎5年生(高2)に「小論文ガイダンス」と「進路ガイダンス」

 高校生活を謳歌している5年生も、あと3か月少しで6年生です。そろそろ、自分の進路実現のために気持ちを引き締めていかなければなりません。
 そこで、12月5日(火)、外部講師の宮崎由貴先生をお招きして「小論文ガイダンス」を実施しました。「小論文とはどんな文章をいうのか」を学ぶとともに、「志望理由書や自己アピール文の書き方」も学びました。
 さらに12月7日(木)、外部講師の日山敦司先生をお招きし、進路ガイダンスとして「進路を考えるポイント」や「大学入試の特徴」、「成功への鉄則七箇条」などなど、為になり、やる気の出るお話をたくさん伺いました。
「小論文ガイダンス」
「進路ガイダンス」
「熱心に学習」
 

◎4・5・6(高1・2・3)年生に「冬期特訓ゼミ」

 さて、安佐北は、高校生の学力・学習力の補充・強化のため、希望者に冬期休業中「特訓ゼミ」を行います。
 前期のゼミは、12月25日(月)から28日(木)までの4日間。そして、後期のゼミは年明けの1月4日(木)と1月5日(金)の2日間を予定しています。4年生は前期と後期、5年生は前期のみ、6年生は前期と後期の実施で、ゼミの内容は次のとおりです。
 
〔4年生〕
 〈前期〉
   1限英語、2限英語、3限数学、4限数学、5限古典、6限現代文
 〈後期〉
   1限英語、2限英語、3限古典、4限現代文
〔5年生〕
 〈前期〉
   1限古典、2限英語、3限英語、4限数学U
〔6年生〕
 〈前・後期〉
   1限地理B/生物(センター対策)、2限英語(センター対策)/現代文(私大対策)
   3限英語(私大対策)/国語(センター対策)、4限国語(センター対策)、5限日本
   史B/数学、6限数学
 
 夢・志の実現のため、より多くの生徒が参加し、大いに頑張って欲しいと思っています。
 

◎3年生(中3)は「安佐北冬道場」

「道場の看板」
 中学生も負けてはおれません。高校進学を控えた3年生全員に冬期学習会「安佐北冬道場」を実施します。
 期間は12月25日(月)・26日(火)・27日(水)の3日間です。
 日程は次のとおりです。
〔一日目〕
  1限数学、2限数学、3限自主学習、4限国語、5限国語、6限英語、
  7限英語
〔二日目〕
  一日目と数学、英語が入れ替わり。
〔三日目〕
  1限数学テスト、2限英語テスト、3限国語テスト、4限自主学習、
  5限国テスト返却と解説
 
 この時期、地域の中学校の3年生は、志望する高等学校の入試(公立高等学校の一般入試は、3月7・8日)に向けて猛勉強を開始しています。安佐北中学3年生も、安佐北高等学校進学後に慌てることが無いよう、今のうちから学力・学習力にしっかりと磨きを掛けておきたいものです。
 

◎大学入試センター試験は年明けの1月20日・21日

 さてさて、戌年も押し詰まってまいりました。巷はこれからクリスマス、年の暮れ、正月と浮かれていきますが、安佐北生、特に6年生受験組はこれらに誘惑されることがあってはなりません。
 センター試験は、年明けの1月20日(土)・21日(日)です。全国の受験生が、この試験で高得点を取るべく、クリスマス、年の暮れ、そして正月を返上して必至の追い込みをかけます。我が安佐北生が負けるわけにはいきません。目先の楽しみは棚上げし、今は勉学に打ち込みましょう。また6年生全体には、25日(木)からの卒業試験ともいえる第4回考査が控えています。いずれにしても、浮かれている場合ではありません。
 
◇   ◇   ◇    
 
 「未来をつくっていくのは、今!」
 頑張りましょう。
 安佐北生一人一人の2008年(亥年)を、より幸多き年とするために!
 
 
< 日没前の冬空(安佐北の屋上より)>
日没前の冬空
 
( 了 )