◎5年生が広島大学のオープンキャンパスに出かけました。
広島大学のオープンキャンパスが、8月3日(木)・4日(金)の2日間(いずれも13時から16時)、開催されました。本校からは、8月4日、
5年生の有志29名が1・2校時の平和学習を済ませた後、東広島市にある広島大学に出かけていきました。
東広島キャンパスには、総合科学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、工学部、生物生産学部があります。オープンキャンパスのプログラムは、模擬授業があったり、学生とのフリートークがあったりと各学部毎に種々工夫されてそれぞれ異なりましたが、概ね次のような共通の流れで進められていきました。
@学部長挨拶
A学部の概要紹介
B学生生活の紹介
C質疑応答
D受験相談
安佐北生たちは、施設見学をしたり、学部のプログラムに参加したりして大いに見聞を広げます。中には、学部プログラムの終了後、大学の先生をつかまえて熱心に質問する安佐北生もいました。 それぞれにとって、大学についての興味関心を深める機会となり、とても有意義なオープンキャンバス参加となりました。
学食(学生食堂)での昼食もなかなか好評でした。
◎第47回広島県吹奏楽コンクール
8月7日から13日にかけて、「第47回広島県吹奏楽コンクール」が、中区加古町の広島厚生年金会館で開催されました。小学校、中学校A、中学校B、中学校小編制、高等学校A、高等学校B、高等学校小編制、大学、職場、一般の10部門に計247団体が出場。
演奏団体には、7人の審査員による厳しい審査の上、金賞、銀賞、銅賞がそれぞれ授与されますが、金賞受賞団体のうち、高等学校A部門からは5団体が、8月25日から27日にかけて同じく厚生年金会館で開催される「中国大会」に出場することができます。
中学校、高等学校の団体はいずれも、10月21日(土)・22日(日)に東京の普門館を会場として開催される「第55回全日本吹奏楽コンクール」に出場することを目標としています。吹奏楽部員にとって、普門館における全国大会は、高校野球の甲子園における全国大会に匹敵するものなのです。
審査員は、内山洋(東京音楽大学・クラリネット奏者・国立音楽大学卒)、遠藤朱美(東京吹奏楽団・アルトサキソフォン奏者・国立音楽大楽卒)、織田英子(作曲家・東京芸術大学卒)、加古勉(東邦音楽大学大学院・トランペット奏者・東京芸術大学卒)、勝俣良治(関西フィルハーモニー管弦楽団・ティンパニー&パーカッション奏者・東京芸術大学卒)、戸田顕(指導者・作曲家・国立音楽大学卒)、鈴木清(愛媛県吹奏楽連名理事)の方々です。
さて、安佐北中・高等学校吹奏楽部は、8月8日(火)の高等学校A部門に出場。
各パートを紹介しましょう。
フルート&ピッコロ
松本 悠里 3年 大町小出身
フルート
須安 みき 5年 三入中出身
木戸 愛 4年 安佐北中出身
梶山 晴江 2年 長束小出身
渡辺 愛梨 2年 可部南小出身
オーボエ
橋本 真理奈 4年 安佐北中出身
クラリネット
戸木 奈穂 4年 安佐北中出身
安田 早織 3年 三入東小出身
中村 海帆 3年 三入東小出身
谷原 千晶 2年 三入小出身
谷口 敦子 2年 大林小出身
重政 遥 1年 三入小出身
住岡 里香 1年 川内小出身
バスクラリネット
福田 遥菜 3年 三入東小出身
アルトサキソフォン
岡本 英里 5年 口田中出身
末永 穂奈美 5年 祇園東中出身
テナーサキソフォン
青山 恵李圭 3年 川内小出身
バリトンサキソフォン
助信 めぐみ 3年 三入小出身
バスーン
児玉 愛 2年 落合東小出身
ホルン
田 綾奈 3年 可部小出身
三原 由琴 2年 三入東小出身
道木 見佳 1年 八木小出身
津田 菜摘 1年 三入東小出身
トランペット
河野 あやか 4年 安佐北中出身
佐久間 葉月 3年 鈴張小出身
伊藤 菜妃 1年 山本小出身
石井 貴子 1年 亀山南小出身
トロンボーン
塩見 朱加 2年 亀山小出身
今石 洋子 2年 口田東小出身
杉本 実弥子 1年 三入東小出身
ユーフォニューム
出口 美波 4年 安佐北中出身
住岡 美紀 2年 川内小出身
チューバ
前田 智哉 2年 原小出身
吉冨 拓也 4年 祇園中出身
ストリングバス
塩谷 京子 3年 三入東小出身
パーカッション
掛越 ゆかり 4年 安佐北中出身
堂免 美樹 3年 三入小出身
増本 達也 2年 長束小出身
竹本 美沙 2年 八木小出身
以上、高校生10名、中学生29名、計39名での挑戦です。
ところで、高等学校A部門出場校は全部で43校ですが、その演奏者の人数を見てみますと、
・50名〜46名 20校
・45名〜41名 8校
・40名〜36名 11校
・35名以下 4校
という状況です。
演奏者が多ければ、それだけ音の厚みが増します。しかも他校のほとんどは体力も力量も備わった高校生だけの演奏集団・・・。我が安佐北吹奏楽部はどのような演奏で対抗するのでしょうか。
安佐北の演奏は午後の2番目。
14時、ステージがライトアップされ、場内放送が流れます。
「プログラム26番 安佐北中学校・高等学校 課題曲 U 自由曲 弦楽合奏のセレナード 指揮 宮田大地」
いよいよ演奏です。
先ずは課題曲。堀内俊男作曲の「吹奏楽のための一章」。
一瞬の静寂の後、指揮棒が上がりました。滑らかに且つ歯切れ良く演奏が始まります。各パートは、これまでの練習の成果を発揮して、懸命に楽器を歌わせました。
続いて自由曲、P・I・チャイコフスキー作曲、後藤洋編曲「弦楽セレナーデ」。出だしは上々。中盤も良好。終盤も悔いなし。
各パートは、持てる力を全部出し切って、演奏を終えました。
会場からの拍手には、最前列に陣取った野球部員の盛大な拍手も加わりました。
・・・・・。
そして19時、出場校の全ての演奏が終わりました。
審査員の協議が行われている間は、全日本吹奏楽部コンクール3年連続出場校である鈴峯中・高等学校吹奏楽の特別演奏です。その演奏は、流石は鈴峯という技術・表現力で、場内を大いに沸かせました。
19時30分、いよいよ審査結果の発表です。プログラム順に発表されます。安佐北は26番目・・・・。
・・・23番、24番、25番。会場にアナウンスが響きます。
「26番 安佐北中・高等学校 銅賞!」
高校生10名、中学生29名は頑張りました。惜しくも銀賞には届きませんでしたが、審査員からは温かい講評を頂きました。その一部を紹介しましょう。
〈課題曲について〉
・内山審査員
音のまとまり(響きの一化)が強くなると鮮明な表現ができるでしょう。
・遠藤審査員
一本一本の楽器がしっかり鳴っており良かったと思います。
細かい連符でも指が転ばないようにしましょう。
・織田審査員
メロディックな軟らかい表情のところのフレーズ感がもう少し欲しいですね。
真面目な生徒さんの感じがいいですね。
・加古審査員
メンバー一人ひとりの「音色・音質」「基礎奏法」にもっと磨きをかけてくださいね。
まだまだ良くなりますよ!
・勝俣審査員
タンバリンは自然な奏法で良かったです。バスドラムは良くなる楽器です。音量オー
バーに注意してください。
・戸田審査員
各楽器の役割をより深く理解して演奏するようにしてください。基礎練習も充実させ
ましょう。
・鈴木審査員
細かなアーティキュレーションをよく見た演奏でした。リズムが崩れないように注意
しましょう。
〈自由曲について〉
・内山審査員
常に響きを一体にしなくてはなりません。
・遠藤審査員
曲に対するイメージを強く持って、各楽器の特徴を十分に生かすことが大切です。フ
レーズ感もしっかり持ちましょう。
・織田審査員
演奏は多少荒削りだけれども、皆で音楽を創り上げようとする意欲が感じられます。
時折パイプオルガンのような音がして、とても美しかったです。
・加古審査員
表情豊かな演奏だと思います。ただ、ピッチに十分注意してくださいね。
・勝俣審査員
ティンパニーは手首もよく動かすと、もっと良く響きます。
・戸田審査員
作品の持つ性格や楽譜の要求することを深く理解して演奏してください。
・鈴木審査員
バランス良く始まって良かったです。音が薄くなった部分では、今一歩細かなピッチ
を合わせたいですね。音楽的には共感できる作りだったと思います。
更に技術の向上を目指そう。
演奏は、7名の審査員によって技術力と表現力のそれぞれがAからEまでの5段階で評価されるのですが、高校生10名で演奏をリードする安佐北中・高にあっては、課題曲・自由曲を通じてE評価がわずか2個であり、B評価1個、C評価16個、D評価9個を得ているというのは、上出来といって良いでしょう。
部員を増やし、更に練習を重ねてE評価を0とし、来年度は是非とも「銀賞」を、再来年度は「金賞」を手にしたいものです。
因みに、今回の金賞は広島女学院中・高(36名)、福山葦陽高(42名)、比治山女子高(50名)、福山明王台高(43名)、修道高(50名)、銀河中・高(50名)、如水館高(50名)、市立美鈴が丘高(50名)、広島国際学院高(50名)、市立沼田高(50名)、市立舟入高(45名)、三次高(50名)、安古市高(50名)の13校で、中国大会出場への推薦を得た5校は、比治山女子高、修道高、広島国際学院高、市立沼田高、安古市高でした。
3年連続出場鈴峯中・高の自信溢れる演奏に触れることができ、また、金賞受賞各校の演奏を間近に聴けたことは、本校安佐北中学校・高等学校吹奏楽部員にとって、なかでも中学生部員にとって、とても良い経験となったはずです。今後の成長が実に楽しみです。
( 了 )